テーマ:言語

契丹族について

毎週、水曜は、翌日の太極拳に備えて、カフェインは1mgも摂取せず、ヴォーカルの音楽も聞かず(聴くと、寝床で頭の中を流れ始めて眠れない)、心静かにすごすのだが、なぜか、万全の体制を取っても、あまりよく眠れず、休む羽目になる。残念至極である。 それはともかく、ロシア語で中国を「キターイ」Китай という。 10世紀の「契丹」の…
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マルコ伝14章について

アルメニア語聖書を読む。といっても、入門書の最後についている、読本である。 独学で始めて一年ぐらいなので、一語づつゆっくりしか読めない。そのかわり、気づかなかったことに気づく。 マルコ伝14章なのだが、キリストが祈っていると、弟子たちが寝てしまう。起きていろ、と言って、戻ってくると、再び寝ていた。 キリストでさえ二度も…
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現在形しか習っていないことについて

スペイン人講師が15の文を書くという宿題 deberes を出した。 アモロス神父はわれわれに古典ギリシャ語を大学で教える、ソークラテースは『饗宴』で愛について美青年たちと語る、などと書くが、過去形をまだ習っていないので、どうもおかしな意味の文ばかりになってしまう。
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さかなについて

魚は sak-a-na 「酒菜」である、というのが通説だが、印欧語のどこを探しても、魚というような基礎語彙が、合成語である例はない。 まして、日本語版では、魚は、彼らよりも、文化的に重要だろう。そんな重要な語彙が複合語であるはずがない、と思われてならない。すなわち、酒菜は通俗語源・民間語源 Volksetymologie だろ…
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www について

フランスのラジオは、www のことを、trois double ve's 「3つのw」と言っている。 一方、ドイツでは、「ヴェー、ヴェー、ヴェー」、つまり、www とそのまま読んでいる。
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「シュ」 について

「シュ」という音を表すのに、 イタリア語は sc ドイツ語は sch フランス語は ch 英語は sh というように、ロシア語、アルメニア語などを除いて、現代語は2文字以上を用いる。 シュ、という音は、アルファベットが固まったあとになって発生したのだろう。ラテン語にもギリシャ語にもなかった。サンスクリット語に…
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各国の放送局について

Wunder Radio というアプリケーションを、iPod にいれて、世界中のクラシック番組を聴いている。 ドイツの放送局は、曲が終わったあと、 Sie hörten . . . . 「皆さんは、、、を聞いた」 というが、イタリアの局では、 Abbiamo ascoltato . . . . 「私たち…
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言語習得について

ネパール料理店の人にいつも、バス停で会って、挨拶されてしまう。なぜか、彼らはいつも自転車に乗っている。 そして、店では、namaskar あるいは、namaste といっても、いらっしゃいませ、と日本語で返されてしまう。私のネパール語の発音が悪いのかもしれない。だからといって、料理屋でしか必要ない言語に時間と金を投資する余裕はない…
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副詞の「基本」について

「基本」が副詞で使われるようになっている。 これは、基本、許されるべきだ、 などという答案をみつけた。また、思い出してみると、学生が、 先生、基本、やばくないすか、 などと、話しているのも聞いたような気がする。名詞の副詞への転換である。ただし、名詞の時と違って、副詞の時は、基本、と言ったあとに、軽いポーズが置…
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「華麗に」の意味の劣化について

「華麗に」という副詞は、今までにない、軽い意味を担ってきている。『華麗なる一族』の意味はもはやなくなってしまった。 もっともよくネット上に見かけるのは、なぜか、「華麗に退社」、「華麗に帰宅」である。「華麗に出社」は一度も見たことがない。 意味の淡化、英語の brilliantly という感じだろうか。この語も、輝くようだ、と…
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語学の要らない霊界

日本人のミーディアム(霊媒)が、私に縁のある、オーストリア人の指導霊のメッセージを告げる時、彼女には日本語で聞こえるらしい。 英国人の場合は、アメリカ人の指導霊のメッセージを英語で伝えたが、これは霊媒と同じ言語だから、問題はない。 「オーラの泉」では、江原氏が、犬の気持ち(餌をくれ、等)を伝えていた。この時は、テレパシーだと…
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ヨハネ伝について

古典アルメニア語のテクストを読んでいくと(まだたぶん初級レヴェルである)、「初めに言葉ありき」という、有名なヨハネによる福音書の冒頭だった。 この部分は、実は、昔から、日本語で読んでもよく意味が分からない、不思議な世界観である。 ちょっと思いをめぐらしてみる。光と闇。
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外国語の聴き取りについて

カフェとか、バス停で、となりに来た外国人の言葉を当てるのが趣味、というか、どうしても当てようとしてしまう。 昔、隣のテーブルのブロンド夫妻の会話を盗み聞きし、日本語と同じ高低アクセントであることがわかった。北欧語に違いない。しかし、スェーデン、デンマーク、ノルウェー語の区別はできない。そこで、英語で、北欧の方ですか?ときくと、ノル…
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メールアドレスについて

携帯などのメールアドレス。 英数字が複雑に組み合わされ、たぶん、最初のままの設定の人がけっこういる。こだわらない人生というか、潔い感じもしないではないが、気持ち悪くないのだろうか。 私はサンスクリットの辞書を両手でもち、精神を統一し、念をこめて開き、その見開き2ページの中から、ポジティヴな意味の語を選んで、@ の前に置いて…
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往生について

大往生、などというように、往生とは、死ぬことである。 したがって、立ち往生、とは、平家物語などに出てくるが、武士などが、立ったまま絶命することである。いつから、生きている人に使われるようになったのだろうか。 老人語として、往生した=苦労した、というのも死んだときには使わない。
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個別の案件

個別の案件についてはお答えできません、は便利なフレーズだ。 大人の言い訳として大いに利用したい。
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国会答弁の言語について

国会答弁のような、対立する場面の言語は面白い。 同一の言葉が、微妙にずらされ、曲解され、無関係な意味に解され、アクロバットをしているようになる。 両者が言葉の周辺部を引っ張りあい、言葉の虐待とも言える状態だ。 国立国会図書館蔵書目録 大正期〈第4編〉芸術・言語・文学国立国会図書館ユーザレビュー:Amazonアソ…
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母音を書かない傾向について

中世ペルシャ語は、母音を書かないので、 k-k-k は、かけっこ、茎か、過去か、九九か、など、読みが定まらない、そうだ。 mgmg, gj, gkbr, gkgk, sneg など、若者言葉と似ている。
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レバノンの古書店

古典アルメニア語辞典を古書サイトで注文したら、レバノンの古書店だった。情報社会でなかったら、絶対に縁のない店だっただろう。 レバノンの歴史 (1972年)山本書店P.K.ヒッティユーザレビュー:Amazonアソシエイト by
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古典アルメニア語について

ようやく、独習を始めて2週間、初めて読んだ古典アルメニア語テクストは、 さて安息日の夜があけて、週の初日、明るくなりはじめた という文だった。 これを読むのに、30分かかる。先は長い。 最初に読む文というと、英語なら、これはペンです、フランス語なら、たしか、ボンジュール、マリー、ドイツ語は、グーテンターク、私…
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アルメニア語について

古典アルメニア語を始める。専門家になるわけではないので、とりあえず、アルメニア訳聖書が読める程度でよい。 日本では先生が見つからないので、独学である。文字は1人の聖職者が作ったもので、36あるが、なかなか形が覚えにくい。しかし、文献以前の時代、アクセントが後ろから2つ目の音節にあったため、語尾がすり減ってしまい、語尾変化は単純であ…
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1の位を先に言う言語

ドイツ語で、例えば、28を、achtundzwantig = 8 +20 というように、1の位が先でわかりにくいと文句をいう人がいる。 しかし、英語でも、sixteen = 6+10 , イタリア語 sedici = 6+10 でも、1の位が先である。 もちろん、ドイツ語のように、いつもこうではないが、1の位を先に言うのはな…
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汚いことば

学生が拙宅にやってきた。 帰り際、ヴェランダに出た学生が 「あ、洗濯物出しっぱになってる」 と言う。すごい省略形 (Apokope 尾音省略) だ。あまり使いたくない修辞法である。 昔、黒柳徹子が、「ケツカッチン」という芸能界用語が、死ぬほど嫌だと、オンエア中に、ほんとうに涙を流して抗議、拒絶していたのを思い出す。
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語源を尋ねられる

テレビ制作会社から、語源を電話で聞かれる。これで2回目だ。 しかし、即答できるほど簡単ではない。向こうも、さんざんネット検索しても分からないから、大学に電話をかけるのだろう。ネットにないのだから、こちらも分からないことが多い。 図書館で、いちおう調べてわかる範囲だけを回答しておく。 「トリビアの泉」という番組があった。あのと…
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ライデン大学で出会った大学院生二人

ナポリ大学大学院の、名前は忘れたが、仮に、ミケーレ君とすると、彼が、イタリア人の集団といっしょに行ったジェラート屋で、いきなり、日本語で、赤鬼のパンツがなんとか、というアニメソングを、私に向かって、歌い始めた。ひどく驚く。聞いたこともない曲だ。彼は、サンスクリットの専門家だった。 その数日前、サンクトペテルブルク大学院の、…
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丁寧な命令

大河ドラマ。Accept the letter! とペリー側が言うと、通訳がオランダ語で Accepter de brief! と訳し さらに、幕府側の日本人通訳が、親書を受け取れ、と申しておりますと伝達する場面がある。 英語もオランダ語も、定冠詞の the, de 以外すべてラテン系で、brief は、各種ゲルマン語に借用され…
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noblesse oblige 「高貴なる義務」について

noblesse oblige は、慣例的に「高貴なる義務」と訳されることが多い。しかし、正しくは、「高貴な家柄であることは、道徳的義務を負う」、が正しく、oblige は動詞(obliger)の直説法・現在・三人称・単数形である。 他動詞なのに目的語を伴わない特殊な使い方で、絶対用法という・・・ んだよ、とにゃんこに説…
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「分別」について

「思慮分別」を 「しりょぶんべつ」と読む学生が多い。これは、「思慮分別」という語は、ヨーロッパの言語(prudence, discernimento . . . )を翻訳する時にしか使わない日本語であるせいと、「分別ごみ」からの干渉によるものだろう。
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「ウェンツ瑛士」と「クルム伊達公子」について

考える。「ウェンツ瑛士」、というのは、いちおう苗字・名前という伝統的な語順である。「滝川クリステル」も本来の語順だが、名前が日本語ではない。戸籍ではどういう表記になっているのか知りたいものだ。 一方、「ペギー葉山」、はその逆である。というより、こういう芸名の方が、圧倒的に多かった; メイ牛山、ビートたけし、アントニオ猪木。時代は変…
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バハマ語=ひどい英語

カリブ海英語の研究でバハマに来ている、というか昨日に出国した、といっても、首都ナッソーの空港でアメリカへの入国審査が受けられる。アメリカの属国か、お前は、と突っ込みを入れたくなる。 ガイドに「バハマ語」Bahamian というのはどういう言語なんですか、と聞くと、 It's bad English と答えた。しかし、…
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