自由感

昨年、大学院の指導教授が2人とも死んだ。そのうち1人は、授業初日、語源に興味はありますか?と聞かれ、はい、と答えると(これは嘘ではない)、研究社に行って、英語語源辞典の作業をするように言われた。

集まった原稿の初出年代(はじめて文献に出てきた年代)を2種類の、全部で40巻ぐらいの辞書ですべてチェックするもので、単調で(必要だが)研究とはあまり関係のない作業だった。

そして、先日、一回だけ授業に出たことのある渡部昇一氏が死んだ。書籍からのみ学んだ人だが、かなり影響は受けている。

これで、あらゆる師が死んでしまい、不思議なことだが、軽い自由感がある。微妙に支配されていたのかもしれない。

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