「飛」について

チャイニーズボップスにはまっている。

いまの日本にはない(と思われる)優れた曲が多い。まるで、全盛期(7、80年代)の日本のようだ。それはともかく、OCEAN (欧得洋)の「孤单北半球」という曲をシンガポールのラジオで聞いて気に入り、iTunesから150円で買ってみると、

飞 用光速飞到你面前

と歌っている。

簡体字はあまり美しくないと思っていたが、この「飞」は、いかにも飛んでいる感じがして良い。

繁体字「飛」だと重すぎて飛んでいる感が減る。しかも、音も軽やかな、fēi なので、魔法の絨毯が飛んでいる感じがよく出ていると思う。

魔法のじゅうたんで南半球の君のところへ飛んでいく、という内容は、荒唐無稽で、甘すぎるかもしれないが、むしろ、いまの日本の方が、頭を使いすぎてドライに、非叙情的になったというほうが適切だと思う。

この記事へのトラックバック