岡本太郎


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お絵描きアプリ(ArtStudio)でいたずら描きをしているが、当初は岡本太郎のモットー、つまり、芸術はうまくあってはいけない、きれいであってはいけない、が念頭にあった。しかし、だんだん、格好をつけたくなり、線にいやらしさが出てくるのがわかる。

スケベ心というのか、うけたい、という下心とか、注目されたいという気持ちとか。太郎はそういうのを排して、純粋に、無心で描け、他人の思惑などいっさい考えるとなと言っていたのだと思う。

これはなかなかむずかしいことだ。とくに、プロのアーティストには無理だろう。クライアントがいるのだから。ディレッタントのみに許された贅沢な考えだと思う。しかし、太郎をディレッタントという人はいない。

ただ、秘書で養女の岡本敏子が、絵を売ろうとしないんですもの、と残念そうに言っていたから、あの絵はそういう太郎の、うまくない、きれいでない、美しくない芸術の実践だったのかもしれない。売るためではなく。商業ベースにのっていたものは、きれいで美しくせざるをえないのだから。

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