たましいの声

ほんとうにやりたいことを仕事にしている人はごく少ないと言われる。つまり、たましいの喜ぶことをやっていない。たましいを押し殺して生きている。

それにしては(今ふと思ったが)、町を歩く人はけっこう自信たっぷりな感じに見える。やりたくもないことを、仕方なく食うためにやっています、としおれて歩いているような人はあまりいない。なぜなのか。

最近、NPO法人神奈川県武術太極拳連盟広報誌『太極かながわ』10月号をもらって読んだが、羅競老師と劉星老師のインタヴューが載っている。早朝練習、朝食後、昼までの練習、午後3時から6時までの練習だそうだ。「すべてを武術につぎこんだ青春」だったと書いていて、感嘆する。とんでもなくストイックな老師たちだった。一日7、8時間になるだろうか。ピアノ教師ではなく、プロのピアニストになるためには、一日8時間の練習が必要だといわれるからそれと同じである。

こういう老師の場合、こんなに練習できるのは、武術が、まさに、たましいの望んでいることだからだろう。辛い練習だとは思うが(想像もつかない)、ある意味では幸せであるとも言える。こういう、打ち込める努力の対象がみつからないまま、なんとなく生きて、死んでいく人の方が圧倒的に多いだろうから。毎週、こういう本物の達人に会えるのはとても貴重なことである。まして指導が受けられるとは。

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