教養系の苦しい時代

ロンドン大学の古文書学教授のポストが廃止される、というので、文芸新聞上で、反対運動が起きている。一方で、中世以来、大学は実用的で、役に立つことを教えてきた、という反論もある(神学や医学)。

今は、世界中、どこの大学でもすぐ役に立たない授業は開講中止である。特に、哲学、文学、日本語あたりが壊滅的らしい。中国語は大盛況だ。

そういえば、教養文化系のゼミナールに入室した学生が、親から、もっと固いこと(経済とか金融とか)をやれ、といわれ、泣く泣くその担当教授に辞退を申し出たという、泣ける話を聞いた。

しかし専門科目はすぐに役に立たなくなる(理系を除く)。教養科目は古代中世以来の歴史があり、人間の本質が変わらない限り、死ぬまで「役に立つ」と言えるだろう。
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この記事へのコメント

2010年02月24日 20:34
確かに。。。教養がないと他の何を知っていても生きにくくなると思います。。。
2010年02月24日 20:49
おお理系の方に言われると心強いですね・・・

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