超毒吐きです・どうか読まないでください

専門演習の2次入室試験教室に行ってみると、一人だけ学生が座っている。経済学のゼミナールを落とされて仕方なく来たらしい。二次試験はいくつ受けてもよいので、きっと私が合格にしても、経済系へ逃げてしまうのは確実だ。ひどい屈辱だ。

1年をかけて英独仏イタリアの資料をそろえて準備した新規開講なのに、学生がゼロなのか。神も仏もないのか、と天を仰ぐ。

偶然会った金融工学の教授は、いやー、先生、20人も来ちゃって、11人落としましたよ、アッハッハ、と哄笑し、殺意を覚える。ひどい屈辱だ。

1次試験で定員を楽々オーヴァーし、2次募集の必要もないゼミナールもあるのだ。私は3回、4回、と一人づつ集めて、ようやく3、4人確保というところだろう、しかし、これがまた、確実に来てくれるかどうかわからない。ひどい屈辱だ。

社会科学系学部の人文系教授の悲哀を嫌というほど味わう。人文系の新学部に移った方がよいという神のメッセージだろうか、とも考える。

とはいうものの、人文系ゼミナールでも、学生が殺到しているところもある。となると、不景気で、経済金融系、公務員系ゼミナールに学生が流れているばかりとも言えない。要は、教員の人柄らしい。 

ある学生が、中身がなくても、人柄で学生を集めている教授がいる、とわざわざ私に教えてくれた。でも、先生ってそういうの一番嫌いでしょう、とも言い、非常に洞察力がある。こういう優れた学生は、絶対に私のゼミナールなどに来るはずがない。ひどい屈辱だ。

事務方や同僚に愚痴を言うと、いやー、先生のよさがわからないんですよ、と口をそろえて世辞を言い、強い殺意を覚える。ひどい屈辱だ。

1200人もいて、たった1人もこないほどの「よさ」なら、「よさ」でもなんでもないだろう、と壁を叩き、床を踏みながら怒鳴りたくなる。ひどい屈辱だ。

考えてみれば、前任校のゼミナールでも、私のところに来たのは、みんな第三希望で、仕方なく回されてきた連中であった。当時は人文系学部だったから、いずれにしても、私が興味を持つようなことは、どんな学生にも人気がない、という結論になる。ひどい屈辱だ。


この2週間で、「畜*!!」と研究室や談話室で、何度も声を出して叫んだ。聞かれてしまった可能性もある。大学受験に失敗した時よりも屈辱感は大きい。評価されない悔しさ、黙殺される口惜しさ、陰で嘲笑っている大人数のゼミナールの連中、最大の屈辱だ。

しかし、怒れば怒るほど、人は遠ざかっていくだろう。怒りの向けどころがない苦痛、苦悩は誰にも理解できないだろう。ひどい屈辱だ。神も仏もないのだ。
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この記事へのコメント

くろにゃんこ
2009年12月02日 21:46
読んじゃった・・・><

仕事を評価されないのって本当に悔しいですよね・・・
以前、誰か1人には最低評価をつけろと命令した(?)人事部長・・・みんなの恨みを買って呪われていたのでしょうね・・・もうこの世の人ではありません。
あ、あたしはヤってないーーー(と思う)
Yyy
2009年12月03日 04:39
僕も読んじゃいました。
本当に悔しいですよね。
人を見る目がないと思います。
やってみれば、楽しいはずなのにね。
2009年12月03日 22:30

・・・お二人ともありがとうございます。日本国憲法第7条により、衆議院を解散する(謎)。

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