テーマ:大学

会社と大学と

レストランや居酒屋とかで、会社員の集団を見ていると、大声で笑っていて、とても楽しそうに見える、と、昔から思っていた。 会社員から教授に転職した同僚にそう言うと、あれは表面だけだとか、バカ笑いしないとやって居られないからだ、などと答えた。 そうなのだろうか? ほんとうに楽しそうに見える。大学教員があんな楽しそうに連れだつこ…
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いつ書くか

出すか入れるか。インプットの方がわたしは好きで、本が読めるから今の職に就いたという面も強い。ところがアメリカンな影響で、書かない人はダメだという風潮が出てきた。十数年前だろうか。 本を読んで授業をしていればよかった旧制高校の教授が理想だったが、そんなことは難しくなった。ところが、出してばかりの人がいる。毎年論文や著書を書く。尊敬は…
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神父たち

試験答案の採点をしていると、いつもなぜか自分の大学時代が浮かんできてしまう。 帰国子女が多く、変な学部だった。向こうでは内気だったけど、帰国後は outgoing person になりました。でも、家が大学から遠くてどうしても sleep してしまうのだ、などと言ったり書いたりするおかしな連中がいた。たぶん、日本語を習うのが遅かっ…
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理系

試験監督のヘルプとして付いてきた院生はいちおうスーツ姿なのだが(私はもちろん夏の軽装である)、シャツが後ろから出てしまっている。 出てるよと、言うと、180センチ、64キロなのに、3ヶ月で10キロダイエットしたという。54キロではないか。ウエストがゆるゆるになっている。理系の院生で、糖質ダイエットを試してみたという。自ら人体実験を…
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研究費の使途について

大昔、千葉大学の理系の教授の研究室には冷房も扇風機もなかったという。 暑くて仕方がないので扇風機を研究費で買おうしたら、不許可だったそうだ。「研究費」に無関係と判断されたのだろう(たしかに直接には関係がない)。 そこで、一計を案じ、「空気撹拌機」と書き直して申請すると、買うことができたという。 昨今は、研究費の使途が年…
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ハーヴァードの資金力

『エコノミスト』誌、3/26, pp. 34-35: ハーヴァード大学は、13000の基金から寄付を得ている。昨年はヘッジファンドの投資家1人から過去最高の4億ドルの寄付を受けている。学生の7割は大学からなんらかの補助を受けている。 ということは、すべて自費でまかなっている学生は3割しかいないということだ。問題は、この巨額の寄付は…
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研究室

私は大学の研究室で研究したことがない。 している人はけっこういる感じがするが、私にはできない。 私の場合、「研究室」は、本置き場、仮眠室、休憩室、食堂、荷物置き場、衣装部屋となっている。 最近は研究そのものをしていない。するとしたら、主にカフェになるだろうと思う。なぜ自宅ではないのか不思議だが、自宅で研究しない学者は昔…
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嫉妬、人事

新任人事は、教授会で投票し、決する。 この20年来初めてだが、学科会議で認められた経済系の人事が、教授会で否決される修羅場が続いている(といっても怒号が飛び交うわけではなく不気味に静まり返る)。 票を数えたあと、学部長が本件は否決されました、と心なしか悔しげにいうと、なんともいえない空気、ザマアミロ、チクショウというネガティ…
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3次試験の逸材

ゼミナールの3次入室試験。 経験上、逸材が来ることが分かっている(1次でも逸材は来るのだが「逸材」の質が違っていると感じる)。 なぜかと考えてみたが、きっと、政治経済学部なのに、教養文化系ゼミナールへ入るという覚悟ができるからだろう。 政治・経済に興味がないことを正直に認めれば、最初から、教養文化系の1次試験を受けるだ…
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人・事

大学の人事の恐ろしいところは、1度採用しまうと、何十年も一緒になることである。終身雇用だからだ。 しかも、やっかいなことに(?)、転勤も配置転換もないから、授業以外のあらゆる作業で顔を合わせることになる。若い講師にとっては、40年をともにする同僚にもなり得る。挨拶もしないような変人(現に存在する)やトラブルメイカー(多い)を採用し…
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担当者について

試験の答案用紙には「担当者」という欄がたいていの大学にある。採点していると、いくつかのパターンに分かれていることがわかる。 (1)空欄にする学生 (2)山田と書く学生 (3)山田太郎と書く学生 そして (4)山田太郎先生と書く学生 (5)田中など間違った名前を書く学生 がいる。
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役職者について

入学手続き者が予想より多めらしい。教室が足りなくならなければよいが。 いちおう役職者として、何点で切るかという会議には出ていたが、あれは職人技らしく、よく仕組みがわからなかった。 役職の長い人は、あと100人は積むだろうなどと言っている。なぜそんなことがわかるのか不思議だが、経験だろう。 こういうアドミニストレーション…
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牧歌的

ある大学の言語学科の教授は、スタッフが実質2人しかいないので、大学院生を10数人担当して(させられて)いる、という。「小保方みたいになったら困る」ということで、毎週、修論、博士論文の指導をきめ細かくやっているらしい。そうしないと、変なものが出てきてしまうからだ、と。 私が院生のときは、論文指導などはなく、四月に指導教官と会い、何年…
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なにごともない

教授会。今年2人目の黙祷、が終わると(当たり前だが)なにごともなかったかのように、議事が進行し、笑い声もおこる。審議事項への賛成の拍手も盛大だ。職場での逝去者の扱いはこんなものだろう。なにごともなかったかのごとく。
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地霊

某女子大学にいくと、ややテンションが上がるように感じる。講義も、いつの間にか時間が過ぎる感じ。10年以上来ているが、それを自覚したのは最近だ。 学内のあちらこちらに置いてある、ピエタ像、十字架、マリア像などのカトリックの香りか、土地そのもののエネルギーが高いのか。 母校の上智に行ってもテンションは上がらないから、たぶん波動の…
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行きません

「美容院」に行く。受付の女性、シャンプーボーイ、美容師も、大学のことを知らないらしく、授業がなくても大学には行くんですよね?と聞いてくる。 ぜったい行きません、と答えたが、アメリカ育ちというか、留学していた教員には、毎日のように研究室へ通う人もいるようだ。まあ普通はいかないだろうと思う。 なぜ、世間では、授業がないのに、教授…
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こういう大人について

授業を受けてる教授の中に、こういう大人になりたいという人がいない、とツイートしている男子がいた。 それはそうだ。だいたい、世間ではうまくいかないだろうな、と中学生ぐらいから計算して、大学院に行って、どうにか教授になっているんだから(任期つきの特任教授、ノーベル賞級の研究者を除く)。
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休みについて

昨日、四人しかいないクラスで、野球部の学生が、大学教授って、生活が謎ですよね、何曜日に来てるんですか? と言った。 月水金、と答えると、えっ、あとは休みですか!と言う。 確かに火木土日曜日、授業はない。 しかし、ほんとうに休んでいるわけではない。今日は太極拳のレッスンがあったが、これも、きちんと授業ができるようにするための…
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科学研究費について

金で寿命は伸ばせると言う先生がいた。秘書や助手に、コピー取りなど雑用を任せれば、例えば、2時間が6時間分になると。 しかし人文系に億の科研費がつくことはなく、せいぜい個人では200万円とかだろう。私はたった60万円とかの応募でさえ、一度も通ったことがないが、とてもこんなことは恥ずかしくて同僚には言えない。
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残業手当について

けっこう遅刻している会社員がいて驚く。 会社というのはもっと恐ろしいところかと思っていた。文系教員は15分ぐらいまでは遅れるのがデフォルトだったが (20年前、国公立だと30分来ないのは当たり前だった) 、昨今は定刻通り始める生真面目な教員がいて迷惑である。 一方、事務職員は守衛室のところでタイムカードを押している。われわれ…
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ブリュノー先生について

学部時代、Vous avez beaucoup d'amis? などと Bruneau 先生が聞いて、当てられた学生が、Oui, j'ai と答え始めると、先生は、E'goiste! と笑って、別の学生を指した。 Nous avons . . . という複数形の答えを期待していたらしい。先生は初級・中級のフランス語を教えていたが実…
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なぜだか覚えていない

20年前、玉川学園前にあるT大学の学生から賀状が来て(なぜ住所がわかったのか謎である)、成績をsweeeet にお願いします、と書いてあり、落としたろか、と思ったのをいま思い出した。今は40歳のママだろう。名前も顔も忘れた。一回昼を一緒に食べた。それもなぜだか忘れた。
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ありがとうございましたについて

ときどき、答案の最後に、一年間ありがとうございました、と書いてあることがある。 親しい学生でない限り、私的には、申し訳ないが、むしろかなり鬱陶しい。しかも、成績が悪いものに限ってそんなことが書いてある。むしろ逆効果だ。もちろん、こういうのを喜ぶ教員もいるに違いないが、相手をよく観察する必要がある。
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重い卒論について

卒論の束が重い。 正確に言うと重いのは卒論ではなく、薄い卒論本体を挟んでいて、○○大学卒業論文と金文字でかいてある黒い厚紙のようなものである。 来年からは、薄いファイルにしてもらおう。
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暮らしぶりについて

振り返ってみると、数人の知り合いの教授たちで、自宅に招かれたことは二回しかない(私に原因がある可能性もあるが;盗癖などはない)。 軽井沢の別荘で演習をするなどということも昔はあったらしいが、昨今、そんな人はいなくなった。 ほんとうは、知識人の暮らしぶりを観るというのはかなり勉強になるものだ(と思う)。
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自腹について

昨年と同じく、入試の前日、自腹でホテルを予約する。 普通の人なら6時代に起きられるだろうが、私は無理である。 老人になったら早起きになって、家から行かれるかとも思ったが、知り合いの60代の教授はずっといまでも夜型である。彼は入試の日はどうしているのだろうか。 たぶん定年まで入試前日はホテルに泊まることになるだろう。
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楽な国について

災害時、日本人が略奪をしないというのが話題になった。 それはいいのだが、江戸時代からお上に逆らわない根性が身に染みているせいか、怒るべき時に怒らないのはどうにかしたい。政治家、官僚はやり放題で、こんなに為政者にとって楽な国はないだろうと思う。 このことは国だけでなくあらゆる組織に言えることである。 その点私のゼミナール…
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飲み会について

飲み会、などと名付けるから、軽んじられて、来ない学生が出てくる。 次回からは、「新入生・入室の儀、および、イニシエーション」と名付けたい。 普段の飲み会は、「懇親の儀、および、宴の儀」でよい。
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独特について

20年前から「独特の (雰囲気の) 授業」と言われ続けてきた。これがほめ言葉でないのは、私の独特の授業に出た学生が、めったにゼミナールへ入室しないことから明らかである。
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学生からのセクハラについて

授業中、訳読が一段落すると、質問があります!と学生が言う。 なんですか? と言うと、年齢、配偶者の有無を、大勢の前で質問される。  これは、学生からのセクハラじゃないかと思いながらも、年齢は内緒です、独身です、これからも結婚する気はありません、と答えた。
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