11について

文学部で、「英語史」という講義を持っているが、ふと、ドイツ語の elf 「11」の語源が気になってしまう(授業中に)。

その場で、スマホから検索できる問題ではなく、ドイツ語語源辞典、ゲルマン語語源辞典レヴェルの問題である。

英語の eleven は現代語だから参考にならず、最古の形へ遡る必要がある。

古英語では、enleofan (> eleven)だが、まだこれでも新しい。最古のゲルマン語(5世紀)、ゴート語では、ainlif で、これ以上古くは遡求できない。

諸説あるが、「one-left 」「(10)あまり1 」という説が有力である。しかし、left 「あまった」にしては、ainlif にも、enleofan にも、過去分詞マーカーの「t」 がないのが気になる。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック