be 動詞について

昨日、be動詞の話をしたが、しかし、起源的にいうと、英語 is の s は、三人称単数の s ではない。

is に語尾はなく、s は語根の一部である。その点で、スペイン語の es と同じである。

このスペイン語はラテン語の est が崩れたものだが、フランス語では、音は崩れたのに、綴り字はそのままであり、est で、「エ」と読む。

本家のイタリアでは、綴り字も、変わりゆく発音に合わせるので(国民性がよく出ている)、est が崩れ、 è となっている。

古典ギリシャ語は estí 、サンスクリットは asti だから、英語の is の s が、語尾ではないのは疑いのないところである。これからもこの分析が言語学会において覆されることはないだろう。

この記事へのトラックバック