簡体字、繁体字、略字、正字

簡体字の中にはひどいものがあるなと思っていた。

略せばいいというものではないだろう、と。とくに「習」が「习」なのはバランスが悪すぎる。「風」は「风」なのも投げやりに見えてしまう。

なんでも略して「×」にすればいいわけではないが、日本にも 「区」なんていうのがあって、中国を非難できない。これの正字は「區」で、この方がはるかに味があるし、区画整理している感じがよく出ている。

概して「电」 (=電)とか、「习」とか、一部だけを拡大したものは、バランスを欠いて美しくない。

一方、「谢」(=謝)のごんべんとかは、書道の崩しかたに近く、必然性が感じられて、良い。無理がないし、美観を損なわない。何より、早く書ける(しかし、何を我々はそんなに急いでいるのか?^_^)。

しかし、やはり一番良いのは台湾、香港の正字だと感じてしまう。「恋」でなくて「戀」、糸がまとわりついて、心の葛藤のようなものの感じがよく出ている。そして、「学」よりも「學」の方がなんとなくだが、学んでいる感じがする。




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