研究費の使途について

大昔、千葉大学の理系の教授の研究室には冷房も扇風機もなかったという。

暑くて仕方がないので扇風機を研究費で買おうしたら、不許可だったそうだ。「研究費」に無関係と判断されたのだろう(たしかに直接には関係がない)。

そこで、一計を案じ、「空気撹拌機」と書き直して申請すると、買うことができたという。

昨今は、研究費の使途が年々厳しくなっている。今、扇風機は、たとえ、空気撹拌器と書いても買えないだろう。太極拳のレッスンも、脳を活性化し、前向きな気分にしてくれるし、奥深い中国哲学をも学べて、研究にかなり役立っているはずなのだが、たぶん許可されない。

『パリ音楽紀行』というような書籍が、言語学の研究と無関係とされ、大学から許可されなかったこともある。一方、政治資金でクレヨンしんちゃんや中国服を買うのは法的に問題ないのだから、釈然としない。政治資金も使途を厳格に定めたらどうなのだろうか。

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