中国語では教えられない中国語

フランス語は大学1年の時、日本語があまりできないフランス人が、3年間すべてフランス語で、bonjour から教えた。

イタリア語、スペイン語、ドイツ語も、語学学校でそういう教育法だった。

しかし、今年始めた中国語だけは勝手が違う。日本語を使ってくれないと、何が何だかわからない。

この違いはなんなのか、と考える。たぶん英語の基礎があるから、ヨーロッパ語はいきなりダイレクトメソッドが使えるのだろう。

(伊・西)verbo, (独)Verbum, (仏)verbe と講師がホワイトボードに書けば、誰でも「動詞」だとわかる。

高校で、(英)verb を習っているからだ。こうしてみると、英語を使わなくても、英語、特に文法教育は貴重であることがわかる。

意外な感じもするが、われわれは、中国語においては、そういう基礎がない。動詞は「动词 dòngcí 」だが、入門期では発音さえできない。

しかも、ヨーロッパ語は文字が30しかない。逆に言うと、30字で全て表現できることが大きいと思う。

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