北野武監督と美輪明宏先生について

むかし、日本テレビで、「天才たけしの元気が出るテレビ」、というのがあって、美輪明宏先生が、八百屋の格好をして出ていた、と思うと、急に魔女のような格好になり、いうことを聞かないと、この硫酸をタヌキにかけるわよ! と怒鳴った。

そこにいた着ぐるみは、タヌキとは程遠い、何かの動物 (ウサギとか) で、私はたぶん高校か大学1年ぐらいだったが、笑いが止まらず、腹筋を痛めた。この時のDVDを探しているが、まだTSUTAYAで見つかっていない。

当時、北野武はまだ映画と関わりはなく、天才、と見抜いた美輪明宏先生はやはり凄い。それから数年後、彼は、戦場のメリークリスマス、に出演し、ラロトンガ島という島で大島渚たちの撮影スタッフと数週間寝食をともにし、映画ができる過程をすっかり学んだのだろう。

天才だから、この一回の体験で、映画撮影のノウハウを身につけてしまったのだと思われる。そのあと大島渚が第一線にいなくなったのも、彼の映画作りを心理的に楽にしただろうと思う。運も味方している。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック