買えるけれども買えないものについて

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幼稚園のころからセンチュリーが好きだった。黒くて大きな車でないと興味がないのである。白いシートも重要だ。兄弟はランボルギーニとかのスポーツカーに熱中していたが、あんなおもちゃみたいな車、と莫迦にしていたものである。

ハイヤーなどの黒い大型車に乗ったことがあるが、まったく車酔いしたことがない。中型車以下だと今でも車酔いしてしまう。ゆったりと大きな空間がないとだめなのだ。

今、センチュリーに乗れないことはないが、自分で運転したら 運転手になってしまうだろう。白い手袋をしたら、確実に運転手だ。

つまり、黒くて大きい車にのるには 運転手ごと買わねばならない、と気づいたのは最近である。現実の厳しさを認識するまで、実に四十年を要したのである(しかしもっと高価なランボルギーニは自分で運転してもおかしくない)。


同じ論法によって クリストフルやマッピンアンドウェッブズの銀器をふんだんに使っていても、自分で磨くと 従僕になってしまう(私は自分で磨いている)。


仮に、印税などでもうかり、億ションが買えたとしても 維持・管理費が十数万円とかであることが多い。ローン月額とあまり変わらない額なので、結局、買えない可能性が高い、のと似ている。

この記事へのコメント

2010年02月16日 21:33
私もロールス・ロイスみたいな黒くて角ばっているのが好きです!^^
『吸血鬼ドラキュラ』のドラキュラ伯爵は全部(馬車の御者も給仕も)自分でやっていましたのでw私も見習おうと思います(おい)
2010年02月17日 10:47
えっ?! 自分でやる人もいるんですね、、しかも伯爵なのに、、まあ元皇族にも 財界に執事や運転手などを提供してもらっている人がいるようですし。。

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