コートハンガーについて

冬、来客が数人あった場合、きっとコートハンガーがいるだろう。しかし、振り返ってみても、訪問先にハンガーがあったのは、飲食店だけだ。個人宅にはなかったような気がする。自分の長いコートをどのようにしていたのかは思い出せない。

数人が来客する可能性があったので、コートハンガーをO家具店へ見に行く。インターネットでは数千種類もでてくるが、どうも事務的なものが多く、とても家に置きたくないようなデザインのものばかりである。

O家具店の「インテリア・アドヴァイザー」は、勤め先の大学の卒業生で、顔なじみである。シャンデリアの取り付けに自宅へ来たこともある。こういうOBに値段を負けろ、とは恥ずかしくていえないし、安物を買うのも恥ずかしいのが難である。

結局、イタリアのMedea という女魔法使いのような名前の会社の「作品」を買う。なぜか一割引いてくれたが、これはもうすぐバーゲンになるからだろう。

しかしこのハンガーはオーダーで作ったコートよりも値段が高い。たぶん賞与も足がでてしまうだろう。しかし、クローゼットにつるすと裾が届いてしまうほど長いコートなので、ハンガーは絶対に必要であった。

何かを買うと、連鎖的に別のものが必要になる、ということはこれまでにもないわけではなかった。

この記事へのコメント

2009年11月30日 21:33
確かに本を買うと本棚が必要になりますよね・・・(笑)
先生の場合は家具がすべて”作品”なのが凄いです^^
2009年11月30日 21:57
・・・私は別に「商品」でいいんですが、店員が作品、作品と気取りますもので。。。

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