博士の集合

若い学者が2,3人、博士論文を出版した、というのでその発表を聞きに来ないか、と主催者に誘われる。プログラムをみると、博士論文を書いた感想、出版にいたる経緯、というもので、話す者も、聞きに行く者も全員、一人残らず博士号を持っている。修士しかもたない私が、こんなところにのこのこ行かれるはずがない。

なぜ一人だけ博士号のない私を誘って、針のむしろ状態にし、精神的苦痛を与えようとするのだろうか、と考えたが、この主催者は2世学者で、育ちもよく、そういう悪意はもたない人間である。

坊ちゃん育ちで、気が利かない、か、私に博士論文を書け、という激励の可能性もあるが、およそ人の世話をするタイプではない。前者に違いない。

それにしても、最近、博士号がないばかりに、屈辱をおぼえることが重なっている。神仏にも、傷に塩を塗りこむのはご勘弁願いたいものである。ただでさえのたうちまわるような痛さなのだ。

昔、非常によく見える占い師に、将来、「短い文が得意でしょ?」と言われ、なんだかわからなかったのだが、その数年後、気付いたら、短歌を始めていた。たぶん未来を読んだのだろう。その時に、末は博士か大臣か、と言われたが、こればかりはあたらなかったようだ。

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