いつ襲ってくるかわからない笑い


どうということのない言葉が、可笑しくてたまらなくなることがある。同僚のアメリカ人が、「電車で読むと(笑ってしまうので)危険な本」と言っていたが、そういうことがよくある。内館牧子『養老院より大学院』を読んでいると


雪が足の下でジャリッと滑る

というような部分があり、カフェでこれがつぼにはまってしまう。しかもここはアメリカのカフェだ。真っ赤になって笑いをこらえていると、左右の女性4人が、こころなしか、離れるような気がした。咳でごまかしても、上半身が明らかに震えているので、発作か何かだと思っていたに違いない。

おもしろいのは、おそらく、この台詞を数カ月先に読んだとき、まったくおかしいとは思わない可能性があるということである。なんでもないことがおかしいのは、私がアメリカにいて、単調な文化に精神がまひしているからではなく、日本でも、よく笑いの発作に襲われる。それは、自信を持って言えるが、他人なら、何がおかしいの?と言われるような部分である。

この記事へのコメント

鉗子
2008年08月23日 00:05
確かに・・・「雪が足の下でジャリッと滑る」は面白くないと思います(笑)
もしかして、その先のつるんと足を上にして転ぶところまで想像してしまうのではないでしょうか?
2008年08月24日 01:44
・・やはりそうですよね。今は私もなぜ可笑しかったのかわからなくなっています。でも数ヵ月後に読むとたぶん「Sim-Basshi!」のようなことになるかも知れません・・
2008年08月24日 19:32
”しんばし”はいまだにヤバイです。
電車に乗るのが怖いときがあります(笑)
あと、歯医者も怖くて一生行けない気がします(--)

2008年08月24日 22:11
BBC America でもモンティパイソンをやっていました 歯科医に行くと確実に 躍り苦しむ医師の姿を思い出してしまいそうです。。。

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